【カピンジャラアーサナ】ハプニングをどう受け止めるか

 

年末から練習してきた、カピンジャラアーサナ。

 

肩関節外旋、肘関節回外で、足の甲を掴めるようにまでになりました。

 

あとは肘を曲げてくるりと肩を回すだけ...

と言いたいところですが、もっと股関節の伸展を頑張らないとムリ。

 

私の目標は、あくまでノーアジャストで成功させること。

ゴールはまだまだです。

 

ただ、この姿勢での安定感は、かなりいいね!と師匠に褒めてもらいました。

「どれくらい練習したの?」と聞かれたので

「相当やりました。」と正直に答えました。

 

バランスを安定させるのは、脳が覚えてしまうまで、繰り返し練習するのが一番らしいです。

自転車に乗れるようになるのと同じ原理。

 

思い通りにならないのは当たり前...ハプニングを楽しむか、イラつくか。

メンバーのイギリス人、ジャネットから聞いた話ですが、

イギリスでは、交通機関がびっくりするほどルージーだとか。

 

定刻通りに電車が来る日本が、素晴らしすぎるという。

 

 

以下、ジャネットに聞いた話。

 

乗る予定だった列車が、今さっきまで電光掲示板に案内されていたのに突然運休になる

(気まぐれすぎ...笑)

 

②出発の列車をホームで待っていたら、間際になって別のホームに変更される

(結果乗り遅れる...笑)

 

③バスのエンストは茶飯事。代行のバスに乗り換えたら、別途運賃を請求される

(謝罪どころか強気姿勢...笑)

 

 

 

 

だから私は聞いてみました。「その時イギリスの人たちは、怒るの?」と。

 

否。もはやそれが日常だから、なんとも思わないらしい。

 

ちょっと羨ましい。

思い通りにならない日常が鍛えてくれた、強さか、おおらかさか。

 

人は少なからず、あたりまえの日常とか、繰り返し起きることに適応していく能力があるから

あたりまえの日常がハプニングだらけならば、それなりの適応能力を身につけていくんだろう。

 

 

 

 

数年前に習ってたヨガの先生が、毎度クラスの終わりに

「今日もこうしてヨガができた平和で貴い時間に感謝の気持ちを込めて、合掌しましょう。」と決まったセリフを言っていた。

 

 

私がこんなことを言ったって、気持ち悪いとしか言われない。

 

だから今日も、

どんなハプニングがあっても、いつだって動じない強さを養いましょう。」

そんなクラスをするんです。

 

 

 

サイドプランクなどの同側のバランスアーサナは、そう簡単には身体を自在に操らせてはくれません。

 

思い通りにならない悔しさを隠すために、チャレンジを避けている人をよそに

 

思い通りにならないことがあたりまえだと思っている人が、密かに逞しくなっているかもしれません。

 

写真の女性がジャネット。

これ、結構むずかしいはずなんだけれど、ビクともしなかった...笑