パニッ君、アゲイン。

 

9月は数で勝負!と言っていたブログ更新も結局三日坊主で終わりました。

 

意気込んでいた先月初旬、正直あまり体調がよろしくありませんでした。

8月のTrue Nature TOKYOが終わった頃からだったと思います。日を追うごとに不調はましていくばかり。

そしてある日の夜中、あいつが突然またやってきたのです。

 

パニッ君(私が柄にもなく「パニック障害」と呼ぶのは仰々しいと、こう呼んでます)。

 

やはりこの時も何の前触れもなく、ベッドに横たわった途端、突然呼吸が苦しくなり始めました。

 

久々の発作だったので、心のお供・酸素缶をどこにしまったか忘れてしまって、ますます慌てて、ますます苦しくなりました。

 

ダメだ、息ができない...

 

床でのたうち回りながら、とりあえず空気を求めてベランダにでましたが、まったく無意味。

ちなみに「呼吸に意識をむける」という月並みな発想はかえって逆効果。苦しい自分に気づかされるだけ。

 

着ていたユルユルの部屋着ですら、苦しさを助長していて、全身をサランラップでぐるぐる巻きにされている感じ。全部脱いでまっ裸になりました。

 

明日の朝、このままベランダで、全裸で、冷たくなっていたら家族が悲しむな...

脱いだことでか、やや冷静な判断が働くようになって、壁づたいに部屋に入り、テレビをつけました。

 

自分の部屋のテレビの電源をつけたのは2年ぶりくらいですが、発作を抑える効果があるはずだと思いました。

自分という存在から、意識を遠ざけると、わたしのパニッ君もどっかに遠ざかってくれることを、今年のお正月に経験していました。

 

「呼吸に意識をむける」然り、「自分に意識をむける」然り、いずれも効果なしって、ヨガインストラクターって無力だわぁ笑

 

その時流れていたのは深夜のお笑い番組。面白いなんて思ったことがなかったし、むしろお笑い芸人という存在をどこか馬鹿にしていた私。でも観ていたら意外と面白い。気づけば笑ってました。

名前はわからないけれどサンキュー、お笑い芸人❤︎

 

そう、今年のお正月も、私の心を奪ってくれた人がいたんです。

 

つづく

 

 

- Noriko -